資産運用

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資産運用のキホン-株価と不動産価格の関係とは?

資産運用のキホン-株価と不動産価格の関係とは?

資産運用のキホン-株価と不動産価格の関係とは?

皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。

今回は株価と不動産価格の関係について解説していきたいと思います。そもそも株価と不動産価格には何か関係があるのでしょうか?

株価が先に動く傾向がある

ご存知の通り、株価は景気を敏感に映す鏡です。景気が上向きになれば株価も上昇します。市場全体という意味で言えば、日経平均株価やTOPIXといった株価指標が分かりやすいことでしょう。

一方で、不動産価格、より分かりやすく言えば地価はどう動くでしょうか?バブル崩壊後、なかなか地価の上昇という恩恵を全国的に受けることが少なかった日本ですが、昨今のアベノミクス効果、金融緩和により地価も上昇しています。さらに前から、株価と不動産価格の関係を調べていくとあることがわかります。

それは、株価が先に動き、その後不動産価格も変動しやすいということです。俗に、日経平均株価が上昇すれば、その後半年~1年程度のズレを伴いながら不動産価格は上昇する傾向があると言われています。これはあくまで六大都市など大都市圏の地価でいえることであり、全国の地価のどこでもいえる話ではありませんが、株価が先に動くという傾向は知っておかれた方がよいでしょう。

どのように利用すればよいかといえば、仮に日経平均株価が今後も堅調に上昇するのであれば、不動産価格もさらに上昇する可能性があると見込むことができます。一方、世界経済情勢が悪化し、日経平均株価が下落基調にあれば、その後不動産価格も下落する可能性が高いと判断できます。

注意点は、中長期的な視点から見る必要があること。短期的な株価の変動はあてになりません。そのため、大局的にどう動きそうかをとらえる際には、数年単位で見て不動産価格が今後どう動きそうかを把握していく必要があるといえます。

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