資産運用
皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。
投資信託と聞くと、銀行や証券会社、郵便局などで販売しているものと思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。それではETFとは何でしょうか?またどこで購入できるのでしょうか?実はこれも投資信託の一つの種類と言えます。通常の投資信託と何が異なるのか探っていきましょう。
ETFとは、上場投資信託のことを示すもので、証券取引所で売買される投資信託です。通常の投資信託は、銀行や証券会社、郵便局などで購入できますが、ETFは原則証券会社を経由して購入します。そのため、証券会社で株式の口座を開設すると購入できる仕組みになっています。
株式の口座で購入できるということは、上場株式と同様の仕組みで売買ができるということ。つまり、値段を指定して売買する指値注文やいくらでもいいから売買したい成行注文が可能です。また、信用取引もできます。
こうした取引の仕組みは、通常の投資信託ではできません。通常の投資信託は、一般的には証券取引所が閉まった後に決定される基準価格をもとに購入するためです。それに対してETFは証券取引所が開いている時間内であればその時々の価格で売買が可能です。
東京証券取引所に上場するETFだけでも数百存在するため、投資するのに迷いそうになりますが、おおまかに区分けするとETFには日本国内の株式等に投資するものと、海外の株式等に投資するものにわけることができます。
株式だけではなく、金や原油などの商品に投資できるものもありますし、本来の株価指数の2倍程度動くブルベア型といったものもあります。通常の投資信託に比べて、コスト(販売手数料、信託報酬など。特に信託報酬部分)が低く抑えられているケースが多いため、短期売買だけではなく中長期投資にも向いています。気軽に海外投資を行う際にはこのETFを購入する方法もよいでしょう。
コストを抑えて、指数と同じような動きを目指して投資したい方などはETFも検討されてみてはいかがでしょうか。
◆この記事を書いた人◆
伊藤亮太(ファイナンシャルプランナー)
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