資産運用
不動産投資と聞くと、東京オリンピックまでとお思いの方も多いことでしょう。確かに、景気がずっと堅調ということは考えにくく、一つの目安が東京オリンピックといえるかもしれません。それでは、不動産は景気が良いときだけ買う物といえるのでしょうか?そうとは限りません。なぜならば、景気に関係なく住む人がいれば貸せるわけですから家賃は入ってきます。景気の良し悪しはあくまで地価の変動をもたらす要因であり、投資という観点からは必ずしも景気が良いときだけを見れば良いわけではないのです。そこで、景気に応じた不動産投資のやり方について解説していきたいと思います。
まず、景気の良いときには売りたい人が増えます(もちろん買いたい人も)。そこで、普段は出てこないであろう立地が良い物件を物色していきます。ただし、個人で良い立地の物件を探っていくのはなかなか至難の業ですよね。そこで、不動産会社で信頼できそうな営業マンとコンタクトを取るようにしていきます。不動産セミナーなどで営業マンと出会う機会をつくるか、知り合いから紹介してもらうなど積極的に活動します。そして、希望する地域や価格帯など条件を伝えておきます。
もし条件に合致する物件が出てきた場合には、できる限り早くイエスかノーかを決断します。決断力が早い方に良い物件は回ってくることが多いからです。ただし、ずっとノーばかり言うと良い物件は回ってこないかもしれません。ポイントは多少希望より高くても、本当に良い立地であれば購入を検討すること。なかなか出てこない物件であればすぐに売れてしまいます。多少高くても、その後さらに価格上昇が見込めそうであればかまわないと思います。
一方、景気が悪いときには現金で買える人が強みを発揮します。売り手としては安くても仕方がないと考えているケースも多いため、現金で買うからもう少し安くならないかと交渉するのもありです。
ただ、景気が悪いとそもそも価格も安い可能性があるため、お手頃な物件を物色していきましょう。なお、本当によい立地のものは景気が悪いときには手放さないでしょうからなかなかでてこないと思います。
要は、景気の良し悪しで使い分けを行い、安いときには安く買い利回りを高めつつ景気の良いときには良い物件を手に入れていくことが重要な投資戦略と考えます。
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