資産運用
皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。
日本での不動産投資は、特に大きな制限もなく、日本人はもちろんのこと海外の方でも購入可能です。その一方で、海外への不動産投資はどうであるかご存じでしょうか?日本のように自由に売買できれば良いのですが、必ずしもそうとは限りません。
そこで、世界の不動産に投資する場合、日本からはどのような投資方法が考えられるのか、解説していきたいと思います。
日本から海外の不動産投資を考える場合に、まず思い浮かべるのが米国など先進国への不動産投資でしょう。基本的に先進国での個別の不動産投資は可能です。そのため、米国を中心に不動産投資をされる方はいます。
新興国はどうでしょうか?中国を筆頭にそもそも所有権を得られない国もありますし、外国人に対する規制が厳しい国も多いです。購入できてもコンドミニアムなど限られるケースが多いです。
こうした点から言えることは、個別の不動産を検討する場合には、まずは先進国、次に新興国のコンドミニアムなどとなります。建物のつくりも日本のようにしっかりとつくられているとは限らないため、既に建っている物件は確認はもちろんのこと、これから建つ物件は本当に施工等大丈夫そうかどうかは検証する必要があります。
なかなか海外まで足を運べない人は、REITなどの小口投資が無難といえます。REITを利用すれば、米国やオーストラリアなど制度が整っている国への投資を行うことが可能です。
世界を見ればお分かりのように、日本のREITが占める比率は1割にも満たない状況です。日本国内での分散投資ももちろんですが、世界への分散投資も心がけておくとさらに資産運用における分散投資の効率性・効果が増すことでしょう。興味があるかたはREITからはじめ、各国の不動産状況を理解していくとよいでしょう。
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