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毎日の会社と家との往復。そんななんでもない日常を少し楽しくするためのアイディアを紹介します。初回は、会社帰りの世界旅行。実際に旅行をするわけではありませんが、料理や文化など、世界の国を少しでも体感することができたら、世界地図に「行きました!」と自分で丸をつけたりシールを貼ったりして、世界旅行をしている気分を味わってみませんか? まずは世界地図を準備するところから。百円ショップでも購入できますし、手帳にページがある人もいるかもしれません。地図の用意ができたら、早速今日から世界旅行を始めてみましょう!
一番楽しく簡単に様々な国に旅することができるのは、食事ではないでしょうか。日本は様々な国の料理店がひしめいています。フレンチ、イタリアン、中華料理、韓国料理、ヴェトナム料理。普段特に意識せず食べているそんな料理も、食べたお店を地図に印をつけていくと、世界旅行をした気分に。
もっと本格的に旅行気分を味わいたい人には「Tadaku」という日本に住んでいる外国人のホストが自宅で自分の国の料理の作り方を教えてくれる料理教室がオススメです。ホストの家で行うことから、その国の言葉を使うだけではなく、インテリアや、食器、音楽などでもその国の雰囲気を味わいながら料理をして、会話をしながら食事をいただく体験は、まるで実際に世界旅行をしているような気分にしてくれます。「80カ国、300人以上の素敵なホスト」(ホームページより)から、自分の興味のある国を選び、旅してみましょう。
色々な国の文化や息遣いを知るいいキッカケになるものに映画があります。日本ではアメリカ映画が多いですが、少し小さな映画館にも目を向けると、様々な国の映画が上映されています。例えば今年21年目を迎えた「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2019」(5月〜6月に開催された)のような、世界120カ国の国の映画が集まるようなイベントに参加すると、いろいろな国を巡ることができます。この映画祭を主催しているSHORTSHORTSとネスレがコラボレーションし、「ネスレシアター 世界を巡るショートフィルム劇場」として、世界の短編映画が配信されているので、帰りにどこかに寄る元気がないときはお家で世界旅行も可能です。
美術展は、絵画や芸術作品の展示だけでなく、その背景として歴史が紹介されていることが多いので、文化と歴史を同時に知ることができるでしょう。歴史の流れと、作者のその国で生きてきた人生の交わり、そこに新しい作品が生まれることに思いを馳せると、世界旅行と共に時間旅行も楽しむことができる気がしませんか?最近金曜日などに夜遅くまで開館しているところも増えたので、会社帰りにも立ち寄りやすくなっています。もちろん、美術だけではなくコンサートなど音楽の体験も世界旅行に加えましょう。
また、もし次に訪れてみたい国があったら、その国の大使館や文化センターなどのホームページチェックしてみるのもお勧めです。例えばチェコ外務省の外郭団体であるチェコセンターでは日本全国で行われているチェコに関係するイベントをホームページで紹介しています。会社帰りに寄れるようなイベントがないか確認してみましょう。
家に帰ってからでも?
今日は帰りにどこにも寄る元気がなかった……。そんな日は、気持ちだけでも世界に思いを馳せてみましょう。例えば自分ではなかなか旅行に行くことはなさそうなアフリカの小さな国を、Google Earthで旅してみるのはどうでしょうか。
ストリートビューを見ながらその街を歩いている気持ちになって、道ゆく車に日本車が多いことに驚いたり、カラフルな人々の装いにパワーを感じたり。そこに映る景色をみていると、今ここにいる自分の悩みも、小さなものに思えてくるかも?
旅を終えたら、今日旅した国を地図に印をつけて、一日の小さな達成感が味わいましょう。
明日はどんな世界旅行をしようか、そう考えるだけで、あなたの一日が楽しく見えてくる気がしませんか?
<参考リンク先>
・Tadaku
・チェコセンター
・SHORTSHORTS
・ネスレアミューズ「ネスレシアター」
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