資産運用

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資産運用のキホン-プラチナ・銀などへの投資を行うには?

資産運用のキホン-プラチナ・銀などへの投資を行うには?

資産運用のキホン-プラチナ・銀などへの投資を行うには?

皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。

以前、金投資について解説しました。金価格が上がってきている昨今、金投資が密かに注目を集めています。それでは、他の貴金属はどうなのでしょうか?金以外で皆さんが興味を示しそうなものとして、プラチナや銀があると思います。プラチナや銀は投資対象になるのでしょうか?

プラチナや銀も投資対象になり得る

もちろん、プラチナや銀も投資対象になり得ます。ただし、金は宝飾品や投資需要が主ですが、プラチナは工業用が主であるといった目的が異なる点には注意すべきです。

ご存じの通り、2019年7月現在において、金価格は優にプラチナ価格を上回っています。金は、有事の金でもあり宝飾需要などに支えられる要素が強い反面、プラチナはディーゼル車離れが大きな要因となり中長期的に価格が下落傾向にあります。つまり、プラチナは自動車の触媒に使われているため、その需要が減れば価格も下落する構図にあるのです。

一方、銀は金やプラチナに比べて価格が安く投資しやすい点はメリットと言えます。実は銀も宝飾品よりも産業用として扱われる面が強いため、産業用途の需要に影響を受けます。なお、金に比べて銀は価格変動が大きいのが特徴であり、その値動きを捉えて投資する方法も可能です。

金投資に比べると手数料がやや高くなるおそれが

金投資と比べるとプラチナや銀投資では売買手数料が高くなる恐れがあります。そのため、短期売買で利益を狙おうとしても手数料が足を引っ張る可能性があります。基本は価格が上がりそうと捉えるならば、中長期売買がよいでしょう。

単発でまとめて購入(インゴット購入)という方法もありますが、金貨と同様プラチナコイン、銀貨の購入といった投資もあります。また、月々3,000円など購入価格を設定してコツコツ積立て投資を行うことも可能です。田中貴金属など複数社で取り扱いがあります。この他、証券会社経由でETFによる投資も可能です。

プラチナ価格が今後金価格まで上がるといった期待はなかなか難しいかもしれませんが、リバウンド狙いでプラチナ、大きな値上がり益を期待するなら銀や金がよいかもしれません。

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