資産運用
現在サラリーマン大家という言葉が出てきているように、勤め人であることを生かして不動産投資をする人が増えています。サラリーマンに向いている不動産投資は、毎月ごとに家賃収入を得ながら中長期でコツコツと資産を運用できる「賃貸経営」ではないでしょうか。ここでは、本業をしながら不動産投資を行うサラリーマン大家の魅力について取り上げます。
サラリーマン大家の魅力とは、会社員の安定した身分を生かしてレバレッジを利かした投資が可能であるという点です。レバレッジとはもともとは「てこの原理」という意味であり、経済分野では他人資本を用いて自己資本の利益率を上げることを指します。不動産投資におけるレバレッジとは、購入する不動産物件を担保にすることで自己資金の何倍ものお金を借り入れて利益を上げることなのです。例えば物件にもよりますが頭金10万円でローンを組んで、3000万円の物件を購入することも可能です。 お金を貯めてから現金で物件を購入すると何十年もかかってしまいますが、少額の資金でスタートをしてローンを組むことで、すぐにでも物件が購入できて家賃収入を得られるのです。しかもサラリーマンのように安定した収入がある身分であれば、ローンの審査が通りやすいというメリットがあります。もちろんローンの返済には利子がつきますが、現在は超低金利時代であるため、月々の家賃収入の範囲内でローン返済に充てられる可能性があります。
サラリーマン大家を目指すために、不動産投資ローンを組む人が多いです。不動産投資ローンを組む場合、一般的には団体信用生命保険に加入することになりますが、これが生命保険効果を生むのです。団体信用生命保険とは、住宅ローンを組んだ人が借金を弁済する前に死亡或いは高度障害になってしまった場合に、生命保険会社が代わってローン残高を弁済してくれる制度です。つまり万が一のことが起きても、保険会社によってローン残高が完済されるので、無借金の物件と毎月の家賃収入が家族の手元に残される仕組みです。団体信用生命保険は、残された家族が路頭に迷うことを防いでくれます。更に何かの都合でまとまったお金が必要となれば、所有している不動産物件を売ることも可能です。このようにサラリーマン大家になることで資産運用の手段としてだけではなく、将来の家族の生活を守る手段にもなります。
少子高齢化が進んでいる現在では、これからの年金制度に不安をもっている人が少なくありません。そのため、豊かな老後を送るためには公的な年金だけをあてにするのではなく、現役時代から私設年金の仕組みを作っておくことがとても重要です。私設年金を作る方法は色々ありますが、不動産投資を行ってサラリーマン大家になることも1つの方法です。 手間がかかる入居者の募集や契約手続きなどは、不動産管理会社が代わって行ってくれます。不動産管理会社に任せられる業務が多いので、忙しいサラリーマンでも続けることができます。また不動産投資ではローンを組んで物件を購入するのが一般的ですが、定年退職する前までに返済が終われば、その後の月々の家賃収入が年金代わりとなります。安定した家賃収入はリタイア後の立派な収入源です。 ただし安定した家賃収入を得るためには、良い物件を見つけなければなりません。優良物件を見極める眼力を身につけるために、物件検索と現地調査を繰り返すことが大切です。また、入門書を読み込んだり不動産投資セミナーに参加したりして、不動産投資に関する基本的な知識を身につけましょう。
サラリーマン大家では会社員という身分を生かして、少ない自己資金で多額の不動産投資が行えます。また団体信用生命保険に加入することで、それが生命保険代わりとなり、残された家族に資産を残すことも可能です。更に安定したインカムゲインが期待できるため、リタイア後に備えることができます。副収入があることは万が一の備えにもなるので、安心して本業に取り組めるメリットがあります。
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