資産運用
皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。
米中の関税問題により、短期的には世界経済情勢は悪化、ましてや中国にとっては大きなマイナスとなっているわけですが、これはある意味大きなチャンスともいえます。なぜならば、中長期においては、中国経済の力はなくてはならないものとなってきており、その果実の恩恵を投資にて受け取るためにも、混迷を深めている今物色するのは良い視点といえるからです。果たして中国株投資は何が魅力的なのか、今あえて探っていきたいと思います。
中国は、インドと比べると多少成長率が鈍ってきてはいますが、それでも年率6%台の成長を遂げています。おおよそ11~12年程度でGDPが倍になるような高成長です。この高成長は今後ゆるやかな成長へと変わっていく見込みですが、それでも世界第二位のGDPを誇る経済大国が未だに6%成長を遂げていることを忘れてはなりません。21世紀政策研究所によれば、2050年頃には米国と肩を並べるほどのGDPとなっている予測です。
そのため、今後世界において中国のプレゼンスは高まる一方であり、状況によっては中国が世界経済の覇権を握る可能性も否定はできません。ここが一番の投資魅力と言えます。短期的には米国の関税賦課によりかんばしくない状況が続きますが、中長期的にはそうした困難も乗り越えさらなる発展をとげる可能性もありそうです。
中国株式は、私たち日本人の場合、上海B株・深センB株・香港株式が主要な投資対象となります。こうした株式は、一部の国内証券会社で取り扱いがなされていますので、銘柄を選んで購入できます。
一方、銀行でも購入できるのが投資信託です。ETFは証券会社を経由して購入します。中国株式関連の投資信託やETFは現在では多くありますので、その中から流動性などを考慮して選択していくとよいでしょう。
中長期で見れば、中国株式の中にはお宝銘柄となり得るものは多くあることでしょう。そうした銘柄が発掘できれば億万長者になれる可能性もあります。中国全体の成長の恩恵を受けることができればよいという発想の方は、ETFや投資信託による投資がよいでしょう。
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