資産運用
多くの皆さんが住んでいる地域は市街化区域内だと思います。一方で、周りが田園や森林地帯などほとんど建物がないような地域にお住まいの方の場合、市街化調整区域に住んでいる方もお見えでしょう。この市街化調整区域に土地を持っている場合には、どのような活用方法があるのか、解説をしていきたいと思います。
市街化調整区域は、原則として建物が建てられない地域です。ただし、農林漁業に必要な建物や、公益上必要な建物に関しては建築が許可されています。そのため、市街化調整区域において土地活用を行う方法として、「建築を伴わない活用」か「公共施設を建築し活用」するいずれかの方法が考えられます。
例えば、資材置き場や駐車場、太陽光発電といった観点で何かできないか考えてみましょう。公共施設のニーズを探りながら、社会福祉施設は建てられないか、医療施設はどうかといった視点で検討していきます。
こうしたニーズがあり得るのであれば、土地活用はうまくいくことでしょう。あとは初期費用との兼ね合い、立地によって投資の仕方を変えていけば良いです。周りに競合がいない場合には、思わぬ収益源を生み出すことにつながるかもしれません。
市街化調整区域の場合、むやみやたらに建物が建てられないため、一度貸すことができれば長期的に安定な収益をもたらす可能性があります。そのため、土地の有効活用の仕方次第によっては大変魅力ある不動産投資となり得るのです。
デメリットを逆手に取った土地活用。市街化調整区域に土地を持っており悩んでいる方は是非チャンスと思っていろいろ検討してみてください。なお、市町村によっては、条例により市街化区域内でも開発を認めている地域もあります。まずは該当しないかどうか検索してみてください
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