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日常生活から離れて自然の中で過ごすキャンプ。一般社団法人日本オートキャンプ協会によれば、2018年の日本のキャンプ人口は850万人で、6年連続で増えているといいます。
一度は経験してみたいと思いながら、準備も現地にいってからもいろいろ大変そう、と二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか?そこで初心者でも失敗しない楽しいキャンプをする方法を提案します。
初めてキャンプに行った人が失敗しがちなのは、テントがうまく立てられない、火がうまく起こせない、持ち物が足りなくて気分良く過ごせなかったなどの問題によることが多いようです。
まず、初めてのキャンプは無理をしないことが肝心。無理にテントを立てて泊まるのではなく、コテージに宿泊するのをオススメします。
コテージのいいところは少し雨が降ったり寒かったりしても快適に過ごせるところ。今はBBQ用の食材セットを頼めるところも多いので、それを申し込めば、食材の準備もしなくてOK。キャンプ場によっては、コテージにハンモックが備え付けてあったり、薪ストーブが設置されていたりと、プラスαの楽しみのあるユニークなコテージもあります。
朝目覚めたら、キッチンで入れたコーヒーを持ってコテージの外に出て、緑の中で鳥の声を聴く。そんな力まないキャンプから始めてみるのもいいかもしれません。
キャンプに行こうにもまずは車がないからレンタカーすることからはじめないと、と考えているあなたに提案したいのが、キャンピングカーでの初キャンプです。
ベッドも冷蔵庫も、テレビ、トイレも備えたキャンピングカーは、まさにキャンプ初心者にうってつけ。レンタカー業者によっては、カセットコンロや、懐中電灯、さらには移動中に見るためのDVDまで揃えてくれているところもあり、準備するものも大きく減らすことができます。
途中温泉のあるサービスエリアや道の駅などに泊まったりしながら目的地に向かうという楽しみ方もアリ。
キャンプ場に到着すれば、テントを立てる手間もなく、BBQの準備をしたり、アクティビティを楽しんだり時間を有効に使うことができます。
キャンピングカーのレンタル業者のHPには、実際キャンプした人の体験談が載せられているところが多いので、それを読みながらどんなキャンプをするか計画してみるといいかもしれません。
「いやいや、やっぱりテントを立てて、火を起こしてという正統派のキャンプを体験したい!」という方は、キャンプに慣れた人を誘って一緒に行くのがオススメ。
準備の段階から質問できる相手がいるのは心強いですし、現地でもいろいろな作業を教えてもらうことができます。
また経験者ならではのキャンプの楽しみ方、例えばダッチオーブンを使った調理や、焚き火を囲みながら語らうなど、初心者だけのキャンプでは難しい楽しみを経験することができるかもしれません。
そんなキャンプの得意な仲間が身近にいればラッキーですが、身近にいないという方は、アウトドアを趣味にしている人が集まる社会人サークルなどに参加してみてはどうでしょうか?そういったサークルなら、キャンプを趣味にしている人が未経験者にも優しく教えてくれますし、友達の輪も広がります。
最近では手ぶらでいけるグランピングなどの施設も数多くできており、ファッションや料理、音楽などキャンプの楽しみ方も多様化しています。
初めてのキャンプで「もうキャンプはいいや…」と思ってしまうことがないよう、まずは自分に負担の少ない方法で挑戦してみましょう。自然の中で過ごす爽快感を感じることができたら、きっとまた二回目のキャンプに行きたくなるはずです。
フリーライター
こまのあやこ
保険会社、出版社勤務を経てフリーライターに。
経済の真面目な話から生活を楽しくするためのアイディア、エンタメまでジャンル問わず執筆中
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