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2020年夏のオリンピック開催を控え、東京では都市開発や大規模は再開発が盛んです。「東京はどんな街に変わっていくの?」これから先、どんな開発予定が立っているのか、一足先にチェックしてみましょう。
東京23区の中でも、東京駅周辺である大手町・丸の内エリアは、年々様変わりしています。「久々に足を運んでみたら、高層ビルが増えていて驚いた」という方も多いのではないでしょうか?今現在も工事現場を多く見かけるこのエリアですが、今後もっとも注目したいのが常盤橋の再開発。2027年には、あべのハルカスを超え日本一となる、390mの超高層ビルや7,000㎡もの広場が竣工予定になっています。東京駅、大手町駅と直結するこのエリアは、人の流れを大きく変えると言われています。詳細はまだこれからですが、どんなテナントやサービスが誕生するのか、今から目が離せません。
東京駅周辺で再開発が進むのは、丸の内・大手町エリアだけではありません。駅をはさんで反対側の日本橋、八重洲エリアも、活発に再開発が進められているエリアです。日本橋、八重洲で行われている再開発の特徴として、大規模な建物が複数同時に建設されているという点が挙げられます。2022年に竣工予定の八重洲口北地区開発では、地上階建ての建物に、日本初となるブルガリホテルの開業や約60店舗の商業施設、バスターミナルが入るなど、利便性の良さや真新しさで注目されています。さらに2025年には、八重洲口東地区も竣工予定。こちらには、商業施設やオフィス、バスターミナルだけでなく、医療施設や劇場の設置も検討されているため、今後ますます八重洲口付近へ人が集まることになりそうです。
2027年のリニア開通に合わせて、品川ターミナル駅がオープンする付近の再開発構想が練られている品川エリア。現在も超高層ビル5棟が鋭意建設されています。駅と街をつなぐ拠点として、これまで分断されていた東西や南北の行き来が可能になり、大きな街が誕生する予定です。ゆったりとした広場空間の面積は、それだけでなんと20,000㎡。リニアで東京へ訪れる利用者だけでなく、空港利用者やその他鉄道機関への乗り換えにも便利な品川地区。地下鉄を品川まで延ばす構想もあり、ますますの開発が期待されるエリアです。
2022年、いよいよ新宿ミラノ座跡地が生まれ変わります。眠らぬ街歌舞伎町にふさわしい、存在感あふれるデザインと中身で、他の地域を圧倒するエンタメ複合ビルが誕生する予定です。今の時点で分かっているその中身は、ホテル、映画館、劇場、ライブホール、商業施設と非常に充実したものになっています。屋外ビジョンや屋外ステージと、シネシティ広場を一体化して、大規模なイベント開催も可能です。歌舞伎町離れという言葉を耳にしますが、2022年以降は再び人が戻ってくるでしょう。周辺の西新宿エリアでも、大規模なビル開発がいくつも進んでいます。
2020年6月に開業予定の虎ノ門ヒルズ駅。この虎ノ門ヒルズ駅を中心とした、虎ノ門・赤坂エリアの再開発が急ピッチで進められています。中でも注目なのが、330mにもなる超高層ビルを含んだ、複合施設の開発です。森ビルが手がけるこの開発は、虎ノ門・麻布台プロジェクトと名付けられ、2019年から建設がスタートしています。大使館が多く、外国人が多く訪れるこの地にふわさしいラグジュアリーホテルや、巨大な商業施設の設置も予定され、ますます高級感あふれるエリアになっていくでしょう。
インパクトの強い再開発が、なかなか行われなかった池袋エリア。ですが、2020年7月。ハレザ池袋がオープンすることで、エンタメを求める幅広い層が集まると言われています。オリンピック開幕と同じタイミングでの開業のため、観光客からも大きく注目されているハレザ池袋。その中には、8つの異なる劇場や映画館が入り、何度訪れても新鮮さを感じられる場所になっています。今後は、伝統芸能とアニメなどのサブカルが共存する、唯一の街となる池袋。アニメやマンガは外国人旅行者からの注目も高く、賑わいをみせること間違いなしだと言われています。一歩出遅れていた池袋エリアが、いよいよ国際アート・カルチャー都市として、新しい一歩を踏み出します!
いかがでしたでしょうか?その他にも、今回ご紹介した以外にも、東京都内ではさまざまな再開発計画が、次々と進められています。オリンピックを機に、これまで以上に世界中から観光客が集まる街へ発展していく東京。この波を逃すことなく、地価の上がりそうなエリアを予想して、不動産投資をはじめるのも楽しそうです
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