資産運用
明日の日経平均株価がいくらになりそうか?と質問された場合、皆さんは予想ができるでしょうか?実は前日に予想できます。様々な予想の仕方があると思いますが、このうち高い確率で上がるか下がるか判断できる方法を解説していきたいと思います。
以前と異なり、世界各国の結びつきが強くなってきています。そのため、米国株動向を夜間に確認しておくことで、翌日の日本株式動向がどうなりそうかある程度予想ができるようになってきています。
例えば、米国の主要な株価指標であるニューヨークダウを確認し、何らかの理由で大幅に上昇しているといった場合には、翌日の日経平均株価も大幅に上昇する可能性があります。もっとも想定が当たる可能性が高いのが、朝方にニューヨークダウがどうなったかを確認し、朝9時から始まる日本株式市況がどうなるかを予想すること。米国株式市況が楽観的な状況となっていれば、朝の日本株も楽観的にとらえてよいでしょう。
なお、必ず当てはまるとは限りません。日本国内で何かしらの事件、地震などが発生した場合など想定が難しいことが発生した場合は、米国株との連動性が薄れる可能性があります。また、日経平均株価があまりにも下落するといった場合には、日本銀行によるETF買いにより下落率が抑えられる可能性もあります。とはいえ、中長期的に見れば、日米の株価の相関性は高く、同じような動きがみられます。
さらに言えば、世界全体の株価向と、米国の株価動向は日米よりもさらに似通ってきています。そのため、株式投資においては、業種や地域をより真剣に選んで分散投資を進めていく必要があります。同じ動きがみられるということは、分散による効果が薄れるという意味でもあるからです。
株式投資と不動産投資による分散の方が、そういう意味では効果は大きいかもしれません。様々な運用を充実させ、リスクヘッジも図りつつ、明日の日本株の動向をうらなうようにしていきましょう。
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