資産運用
不動産投資では、一般的に融資をうまく利用することで収益率を高める戦略をとります。そのため、融資が付くかどうかが一番のポイントと言えます。それでは、融資が付くかどうかを確認する方法はないのでしょうか？その見極め方を解説します。
まず、金融機関は融資をするかどうかの1つの確認として、個人信用情報を参考にする点は知っておきましょう。
個人信用情報とは、融資の申込者がこれまでに借入れを行っている状況や延滞などの情報が掲載されているものです。この情報を取得することで、仮に延滞などの情報が掲載されていれば、融資はなかなか難しいといえます。
金融機関は、個人信用情報を取得するために、融資を申し込むお客様から個人信用情報調査の同意書を求めます。そして、実際に個人信用情報を確認し問題がないかどうかをチェックするのです。
個人信用情報は、主に3つの機関が管理しています。CIC、全国銀行個人信用情報センター、JICCの3つです。これらの機関が、ローン審査の都度、情報開示を行っています。
まったくこれまで延滞もないし、クレジットカードの支払いもしっかり行っている。こうした方は年収や物件などの要件をクリアすれば融資は受けることができることでしょう。一方で、少しでも不安がある方は、個人信用情報の開示を求め、問題がないかどうかを確認してみましょう。
インターネット上で開示することも可能ですし、郵送や窓口での開示も可能です。融資の申し込みをする前に、個人信用情報を開示して問題がないかどうかを確認するのも一手です。仮に特段問題がなければ、自信をもって融資にのぞむとよいと思います。
なお、これ以外にも、スマートフォンの分割払いで延滞しているとか、クレジットカード等のキャッシング枠が多いといった場合も融資が下りない可能性があります。その点にも注意した方がよいでしょう。
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