資産運用
不動産投資をするサラリーマンが多いですが、なぜでしょうか?
将来の年金が不安だから、節税対策になるから…。
最も大きな理由は、忙しく時間を取れないサラリーマンでも、
ほぼ手間がかからず投資ができるからです!
すなわち不動産投資は信用できる不動産会社が見つかれば、
ほとんどの管理を任せ資産運用ができます。
とはいえアパートやマンションの経営は、
投資には変わりがないので、気を付けて始めなければ失敗するリスクはあります。
この記事では、サラリーマンが不動産投資に向いている理由、
および注意すべき点について解説します。
不動産投資は、会社勤めのサラリーマンの副業として向いているといわれます。その理由を説明しましょう。
不動産投資の業務は、入居者の募集~契約・集金・クレーム処理・退去処理などさまざまありますが、
これをすべて自分でやろうとすると大変な労力がかかります。
しかし信頼できる不動産会社を見つけて管理を依頼すれば、かかりっきりでなくても経営が可能。
本業に何の影響を与えることなく、不動産投資により収入を得ることができます。
不動産投資で赤字が出た場合に、給与などの所得と合算し相殺できます。
これを損益通算といい、本業で払いすぎた所得税や住民税を還付してくれます。
特に減価償却費は帳簿上だけの赤字なので、節税対策として効果的です。
公的年金は、若者の不払いや受給可能年齢の引き上げなどもあり、当てにならない時代が到来しつつあるとも言われています。
不動産投資では、金融機関からのローンを返済し終われば、毎月定期的に入る家賃を年金代わりにすることが可能。
人生100年時代において、老後の心配をすることなくセカンドライフを楽しめるでしょう。
一般的に不動産投資を始める場合には、金融機関から融資を受けます。
その際契約者に万が一のことがあっては、金融機関は融資したお金が回収できなくなるので、
「団体信用生命保険」に加入することになります。
ローン返済中に契約者が亡くなったり高度障害状態になった場合には、
ローンの残債が保険会社から支払われます。
さらに現在では、がんにかかった場合にも残債が支払われるプランも存在します。
これらの効果により残された遺族はローンを支払うことなく物件を貰え、
家賃収入を引き継ぐことができます。
インフレになった場合には、物価が上昇し現金や預貯金の価値は低下します。
一方、不動産の価値は下がることはなく、むしろ上昇します。
物価上昇時には家賃も上昇するので、不動産投資はインフレに有効と言えます。
サラリーマンは毎月給与収入があるので、金融機関からの借り入れを受けやすいこともメリット。
加えてよい物件を探すことができれば、安定した家賃収入も見込めるので、
金融機関としても融資しやすいと言えるでしょう。
以上述べたように、サラリーマンが不動産投資をするメリットは多々ありますが、
気を付けなければならない点もあるので注意しましょう。
不動産投資は、株式投資などと比べるとリスクは少ないと言えますが、皆無ではありません。
不動産投資には、空室リスク・家賃滞納リスク・災害リスク・家賃下落リスク・金利上昇リスクなどさまざまなリスクがあります。
金融機関から融資を受けている場合には、家賃収入が途絶えれば、本業の給与から借入金の返済を行わなければならないことも起こり得ます。
それもできなくなれば、せっかく手に入れた投資物件を手放さなくてはならないことも…。
投資物件の管理は不動産会社に任せればいいといっても、不動産投資についての知識がなくては失敗するでしょう。
不動産投資の成否は、人気エリアの不動産物件を購入することと信頼できる管理会社に委託することです。
良い物件や優秀な管理会社の条件は、不動産投資の勉強をして知識を身に付けなければわかりません。
勉強の機会は不動産投資セミナーや書籍・インターネットなどさまざまあるので大いに利用しましょう。
不動産投資は、イコール投資物件を経営することです。会社経営をする場合には、通常長期・短期の計画を立案します。
不動産投資でも同様で、利益が出てキャッシュフローが回るように、きちんと計画を立てなければなりません。
最終的には不動産物件を、いつどのように処分するのか、などのしっかりと自分に合った出口戦略まで考えておく必要があります。
以上解説してきたように、不動産投資はサラリーマンに向いていると言えます。
しかし不動産投資は、経営でもあるのできちんと計画を立て管理しなければなりません。
さもないと失敗して、不動産投資から撤退しなければならないことも…。
管理会社にすべて丸投げせず、不動産投資の勉強を怠らないこと!
不動産投資は、単なる投資ではなく経営であることを忘れないようにしましょう。
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