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キャッシュレス化が進み、現金以外での決済方法が大きく広がっています。
「PayPay」や「メルペイ」などを利用している人も、多いのではないでしょうか?
キャッシュレス化することにより、さまざまな恩恵を得られるようになりました。
現金で支払わない、というのは非常に大きなメリットを生み出します。
本記事では、事業者向けに、キャッシュレス化の恩恵=メリットについて詳しく解説します。
合わせてデメリットについても触れているので、参考にしてください。
キャッシュレス化には、さまざまな恩恵があります。
主だったメリットとしては、
の5つが挙げられるでしょう。
下記で、それぞれを解説します。
まず、「決済がスピーディーなる」という点が挙げられるでしょう。
会計時に紙幣をカウントする手間が省けるので、回転率は大きく向上するはずです。
もちろん、自分が支払いをする場合にも、利便性を感じられるでしょう。
また、金銭管理が楽になるというのも、メリットとして考えられるでしょう。
キャッシュレス決済を使っていれば、売上などのデータは、すべてパソコン上でデータ化されて記録されます。
アナログに金銭管理するよりもはるかに効率的で、なおかつ正確です。
これは主に消費者側のメリットになりますが、手数料が発生しづらくなるというのも、見逃せないメリットです。
何かを購入・売却する際に銀行を通していると、その度に手数料がかかる可能性があります。
一度の引き落としでかかる金額は少額ですが、何度も繰り返せば相当な額になるでしょう。
しかしキャッシュレス化しているのであれば、基本的に手数料かかることはありません(かかるケースもサービスによってはあります。)
事業者にとっても2019年10月から9か月間に渡って、消費者還元補助などの4つの補助を受けられておりましたが、現在は終了しております。
キャッシュレス化を導入するだけで、業務負担は大きく減り、効率化されます。
従業員目線で見れば、支払いや会計時に現金を扱うケースが少なくなり、時間的な余裕が生まれるはずです。
また、レジ締めや精算などの作業も簡単になります。
違算金や紙幣紛失などのトラブルも少なくなります。
事業者目線で見れば、経理にかけるリソースを落とすことが可能です。
浮いたリソースを別な場所に割くことで、さらに業務が効率化されるというケースもあるでしょう。
キャッシュレス決済を利用すれば、事前決済が活用できるようになります。
つまりなんらかの予約をする際に、「前もって料金を支払ってもらう」ということが可能です。
事前決済することにより、直前でのキャンセルやノーショー(予約者が連絡もせずに来店しない)といったケースが発生しづらくなります。
なぜならすでに料金を支払っているので、来店しなければ大きな損が出るからです。
キャンセルやノーショーを減らせれば、機会損失は相当おさえられるはず。
純粋に売上は伸びていくはずです。
とはいえ、キャッシュレス化にはデメリットもあります。
恩恵だけではなく、以下のようなデメリットについてもおさえておきましょう。
キャッシュレス化が持つ最大のデメリットは、「導入する場合、一定のハードルがある」というところ。
キャッシュレス決済に使用する機器や端末を導入するには、当然ながら費用がかかります。
そのほか月々の使用料や、ロイヤリティが発生することもあります。
費用を払ってまでキャッシュレス化すべきか、よく考える必要があります。
また、導入にあたって何かしらの手間が生じることも考えられます。
たとえば決済機器の設置場所や、それに付随する機器を置くスペースを作らなければいけない、というようなケース。
従業員に決済方法などのオペレーションをトレーニングするという手間も必要です。
たいていの場合、キャッシュレス決済されてから実際に入金されるまでには、いくらかの時間がかかります。
つまり入金までのタイムラグにより、キャッシュフローが悪化すると行った弊害が出る可能性もあるというわけです。
また、災害時には使えないというリスクもあります。
決済機器に電気が通っていないと、当然決済はできません。
災害がなくても、通信障害などで一時的に使えないというケースも散見されます。
キャッシュレス化によって、事業者は多くの恩恵を受けるに至りました。
単純に「便利」、というところではとどまらず、全体的な業務改善や利益確保にも役立つ場合もあります。
もちろん不動産を事業としている場合にも、同じことが言えます。
上手く活用できれば、よりよい経営が実現できるはずです。
とはいえ、導入するにはハードルが存在するといったデメリットもあります。
本当に導入するべきかは、冷静に検討する必要があるでしょう。
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