副業
「今の給料だけでは老後が不安だ」
「あと5万円あれば生活が楽になるのに」
そんな思いを抱える人を中心に、最近話題になっているのが「新しいスタイルの副業」です。
昔は副業といえば、アルバイトのような単純労働しか選択肢がありませんでした。
しかし、インターネット環境の進化もあり、現在では本当にたくさんの副業が選べます。
ただ、今度は副業の種類が多すぎて、どの副業をやればいいのかわからないという声が増えてきました。
そこで当記事ではこれから6回にわけて、「副業の選び方とオススメの人気副業」について、わかりやすく解説していきます。
第1回目の今回は、副業を選ぶ際にチェックすべきポイントや副業の種類について解説します。
副業を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
星の数ほどある副業のなかから自分にピッタリの副業を選ぶには、大きく以下にあげる4つの観点から検討する必要があります。
報酬の高さ
ハードルの高さ
安定性
継続性
ひとつずつみていきましょう。
副業をおこなう上でどのくらい報酬が見込めるか、非常に気になるところだと思います。
まず副業をはじめる前に、自分がその副業でいくら稼げればいいのかを明確にしましょう。
副業によっては、どんなに働いても、得られる報酬が目標よりも低い場合があります。
そういうミスマッチを避けるためにも、目標報酬額の設定は必ずおこなってください。
目標金額が決ったら、今度は副業ごとの報酬相場を事前にしっかりとリサーチする必要があります。
たとえば、比較的難易度の低い「テープ起こし」のような作業であれば、時給500〜800円程度(時給に換算した場合)が相場です。
一方、コンサルタントのような専門的な業務であれば、1案件数十万円の報酬も夢ではありません。
働ける時間に制約のある副業では、どのくらいの労力で目標金額が達成できるのかも、非常に重要なポイントです。
会社員であれば平日の昼間は副業ができませんから、まずは週末と平日夜の時間にできる仕事が大前提となります。
また一般的に報酬が高い副業は、まとまった資金や専門的なスキルが不可欠です。
株式投資などは最低でも100万円以上の資金が必要ですし、コンサルタントなどはそもそも資格や経験がないとスタートすることすらできません。
副業をスタートするハードルの高さも、参入前にきちんと検証しておきましょう。
せっかく副業をおこなうのであれば、やはり安定した収入が欲しいもの。
安定性という面では、のちほど別記事で紹介する「フードデリバリー」のような、時間給で働く方法が一番です。
ただし、繁忙期などで仕事量が増えても、報酬が変わらないのは大きなデメリットといえます。
また、株式投資や不動産投資などは、うまくいったときの利益は大きいのですが、収入が安定して入るとは限りません。
最悪の場合は、マイナスが出る可能性もあるのです。
いずれにしても、副業を選ぶ際には報酬額とリスクのバランスを、しっかりと見極める必要があります。
副業を検討している人のなかには、もし副業がうまくいったら本業を辞めたいと考えている人も少なからずいらっしゃるはずです。
その場合はせっかくはじめた副業のノウハウがムダにならないように、副業の継続性にもしっかりと目を向けておきたいですね。
また継続性を考えると、やっていて楽しく、積極的にスキルを身につけようと思えるような仕事でないと厳しいものがあります。
どんなに報酬が高くても、やっていて苦しい仕事は長く続けられません。
そういう意味では、「経理の仕事→経理業務代行」のように、本業の知識や経験を活かせる副業は負担が少なくオススメです。
冒頭でもお話ししたように、副業はそれこそ星の数ほどありますが、すべての副業は大きく以下の4種類に分類できます。
1. ネットスキル系副業
2. 投資系副業
3. 労働系副業
4. 資格・コンサルタント系副業
今主流となっているのが、このネットスキル系の副業です。
代表的な職種として、「動画編集」や「Webライティング」「プログラミング」などがあります。
なかでも、取り組みやすさと報酬のバランスを考えると、「動画編集」や「Webライティング」はオススメです。
その人の適正にもよりますが、スタートして3〜6カ月程度で10万円以上の報酬を得るのは、十分に可能でしょう。
自分が動いて報酬をもらうスタイルと違い、空いた時間で気軽におこなえる「投資系副業」も、非常に人気のある副業です。
投資系副業といえば、「株式投資」「FX」「不動産投資」など、なんといっても大きなリターンの可能性が魅力。
ただし、十分な利益を出すには、少なくとも100万円単位の資金は必要でしょう。
また、万が一失敗すると、損を出すリスクがあることもしっかりと頭に入れておく必要があります。
文字通り自分の体を使って収入を得るスタイルです。
働いた時間分の時給は確実に発生するので報酬は安定していますが、労働時間に限りのある副業では、どうしても報酬額の上限は低くなります。
かといってムリして働く時間を増やすと、最悪の場合体調を崩すことも考えられます。
本業との兼ね合いを考えると、労働系の副業はあまりオススメできません。
ただ参入障壁が低いので、とにかくすぐにでも報酬が欲しいという人には、「テープ起こし」や「データ入力」などネット上で完結する労働系副業は狙い目かもしれません。
もし本業で十分な知識やノウハウをお持ちであれば、空いた時間を使ってコンサルタント業務をはじめるのもオススメです。
コンサルタントは仕入などが必要ないので、基本的に低資金でスタートできるのが嬉しいところ。
もし可能であれば、スタートする前に「税理士」「中小企業診断士」といった必要な資格をぜひ取得しておきましょう。
初回となる当記事では、副業を選ぶ際にチェックすべきポイントと、副業の大まかな種類についてお話ししてきました。
副業をきちんと分類して考えてみると、あらためて自分にどういう種類の副業が向いているか、なんとなくイメージできたのではないでしょうか。
副業に対する大まかな考え方がわかったところで、今後は5回に渡り、オススメの副業を具体的にご紹介していく予定です。
次回は、今もっともオススメの副業「動画編集」について、詳しく解説していきます。ぜひ引き続きチェックしてみてください。
Real Media メールマガジン登録完了
不定期(月1回程度)にてお役立ち情報のお知らせを
メルマガにてお送りさせていただきます
未来に向けての資産運用にご活用くださいませ。