資産運用
将来のゆとりある老後生活の為に、資産運用することの重要性がこれまでになく高まっています。例えば、資産運用には株式投資やFXなど短期間で大きく儲けが出る可能性のある方法と、片や、不動産投資のように長期間にわたって安定的な収入が見込まれる方法があります。では、なぜ不動産投資は、安定的な資産運用と言えるのでしょうか。
少子高齢化や年金未納問題、経済成長の鈍化といった社会背景から、サラリーマンの厚生年金負担額は今後も増える可能性があります。また、将来の公的年金支給額だけで老後にゆとりある生活を送るために必要な費用を賄えるとは限りません。このような生活費に対する不安は、不動産投資による家賃収入で軽減することができるかもしれません。会社員のうちにマンション経営を始めて、会社を定年退職するまでにローンを完済できれば、それ以降は毎月の家賃収入が手元に残り、年金に対する不安が払拭され、ゆとりある老後生活が期待できるというわけです。
経済的にゆとりある生活を求めて、株やFX投資、あるいは個人年金保険などで足りないお金をまかなおうと考える方もいるかもしれません。しかし、株やFX投資で勝ち続けるのは至難の業になり、安定した収入になるとは言いづらいです。逆に、今すぐ使えるお金が欲しいという方や、ギャンブルのように大金を稼ぎたいという方には向いているかもしれません。また、個人年金保険の場合、月々2万円の個人年金保険を35年間積み立てたとすると、積み立てた総額は840万円(=2万円×12ヵ月×35年)になります。35年後に受け取れる金額を毎月10万円とすると、840万円÷(10万円×12ヵ月)=7年です。個人年金保険により差がありますが、受け取れる期間は、7年ほどしかありません。これに対し、マンション経営をした場合は、マンションを売却しない限り、家賃収入が定期収入となります。マンション経営が安定的な老後対策になる理由がここにあるのです。ローンを組んでいる間は、利益が出なかったり、ある程度の支出が発生したりすることもありますが、マンション経営はローン返済終了後に最大の効果が発揮されます。しかも、賃貸管理を専門業者に委託しておけば、少ない労力で、いつの間にかマンションが自分の資産になっているのです。そして、毎月安定した家賃収入を半永久的に得られます。
マンション経営は「ローリスク・ミドルリターン」と言われますが、とりわけワンルームマンションへの投資であれば、「ロングリターン」という言い方が正しいという意見もあります。その理由は、一時的にまとまった収入が入るのではなく、長期間にわたって一定額が入ってくるからです。また、年金は本人が亡くなれば受け取ることができませんが、家賃は残された家族が受け取ることができます。これはマンション経営の最大の魅力です。マンション経営は、自営業の方でももちろん可能ですが、どちらかと言うと確実な定期収入を見込める会社員のほうが融資を受けやすいという実情があります。これまでローン審査で有利だったのは、上場企業、或いは、その関連会社に勤務している会社員でしたが、近年は中小企業でも経営が安定している企業の社員であれば、融資を受けられるようになってきました。この条件緩和には、金融機関にとって「不動産」という優良な資産を担保に押さえることができるという背景があります。
日本の年金制度は現役世代が受給世代を支える賦課方式です。この年金制度が若い世代に大きな負担をかけているのに対して、不動産投資は少ない負担で私たちの老後を支えてくれます。若い世代が苦労して高齢者を支えるのではなく、残された子どもたちが家賃収入を得られるマンション経営とは、ある意味で社会貢献的なことであると言えるのではないでしょうか。
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