副業
人気の副業を紹介する連載記事も、今回が最終回となります。
最後にご紹介するのは、副業の大本命「コンサルタント」です。
前回紹介したUber Eats(ウーバーイーツ)のように体を使った仕事も人気ですが、自分のもつスキルや経験で人を手助けするコンサルタントも、副業として非常に人気があります。
そうはいっても、「自分には、コンサルタントをするようなスキルはないよ」「私の話なんて聞いてくれる人がいるのだろうか」と、不安になる気持ちもよくわかります。
また体力的にも負担が少なく、やりがいをもって末永く続けられるコンサルタントですが、集客方法などクリアーにしなければならないこともたしかに多いです。
そこで今回は、副業コンサルタントの可能性について、多方面から検証していきたいと思います。
自分の経験が活かせる副業コンサルタントに興味をおもちの方は、ぜひ参考になさってください。
コンサルタントのメリットはたくさんありますが、なかでも以下の3点は、副業として取り組むうえで非常に大事なポイントになるでしょう。
たとえば以前紹介した「動画編集」などは、新しく編集スキルを学ばなくてはなりません。
IT関連が苦手な人にすれば、これはかなり大きな負担になるはずです。
しかしコンサルタントなら、今ある知識をベースに展開できますから、勉強する負担が少なくて済みます。
また一般的な仕事では、年齢を経るごとに、第一線から外されていくケースが多いですが、コンサルタントなら逆に年齢が「経験と信頼性」を生み出してくれます。
心配な体力面も、コンサルタントならあまり大きな影響はないはずです。
そう考えると、これから長期間働きたいと考えている人にとって、コンサルタントはまさに最適な副業といえるでしょう。
副業コンサルタントの報酬相場は、実績やクライアントの規模により大きく異なるため、一律に算出するのはむずかしいところです。
そこで※有名スポットコンサルサービス「ビザスク」を調べてみると、1時間あたりの参考報酬は3万円、最低報酬は5,000円でした。
他の類似サービスでも大きな違いはないようなので、このあたりの金額が、ひとつの目安になるのではないでしょうか。
またフルタイムで働くコンサルタントの報酬は、大きく時給制・成果報酬・顧問契約に分類されます。
一般的な顧問契約なら、月に1〜2回の訪問で月額20万円から。
時給制なら、1万円からそれこそ10万円を超えるようなケースもあるでしょう。
ただし副業の場合、当然フルタイムでは働けません。
実際には、スポットコンサル一択になるはず。
そうなればやはり、上記の「1時間あたり5,000円〜3万円」が、副業コンサルタントの報酬基準になりそうです。
※スポットコンサル:さまざまなビジネスの有識者に、時間単位で相談できるシステム
コンサルタントといえば、どうしても企業と専属契約をして一緒に難問を解決していく、ドラマのような展開を想像してしまいませんか?
しかし最近では、詳しい人のアドバイスを、もっと手軽に欲しいというニーズが増えてきています。
したがって時間単位で働ける「スポットコンサル」ならば、副業でも仕事量は十分に期待できるはずです。
とはいえコンサルタント業務未経験ならば、集客に大きな不安をおもちだと思います。
しかし、これも前述のスポットコンサルサービスを利用すれば、それほど苦労することなく案件を獲得できるでしょう。
そう考えると現在は、昔と違ってコンサルタントになりやすい時代といえそうですね。
[PR]報酬の高さはコンサル副業の強み、でも一方でハードルは高い…。報酬は高いがハードルの低い副業、そんなものがあればいいのに・・・。
ベストセラーになった「ワークシフト」には、これからミニ起業家が活躍する世の中になると書かれています。
相談できる人材が身近にいない小規模な会社が増えれば、今後ますますスポットコンサルの需要が増えていくのは間違いありません。
IT専門調査会社 「IDC Japan 株式会社」によると、国内コンサルティング市場は、2019年に8,217億円(前年比7.3%増)を達成。
今後は年間平均成長率4%で市場が拡大し、2024年には1兆4億円に達する見込みだそうです。
まさにコンサルタントニーズの増加を裏付ける結果になっていますね。
こういった市場の動きをみる限り、今後しばらくの間、コンサルタント業務は有望であるといってよいでしょう。
さきほどコンサルタント市場全体は拡大していくと説明しましたが、そうなると今度はコンサルタント同士の競争が激しくなることも予想されます。
ビザスクのようなサービスを利用するにしても、最終的にはクライアントから選ばれなければいけません。
そのためにも、専門知識をより深く勉強する、あるいは必要な資格を取得するなど、常にスキルアップが求められるでしょう。
また、コンサルタントは相手からの信頼を得られるかどうかが、非常に重要です。
営業スキルや顧客対応などにも留意して、いかに継続して案件を受注できるかが、大きなポイントになります。
コンサルタントは、自分の専門知識や経験を活かせる仕事です。
ムリに新しい分野に進出するよりも、今持っている能力をベースにする仕事の方が、成功する確率は大きいといえます。
しかしコンサルタント市場は今後参入者が増加すると予想されるため、常に勉強を続ける必要はあります。
とはいえ、それ以上にコンサルタントの需要が大きく拡大していくのは間違いないので、あまり心配する必要はないでしょう。
いずれにせよ、夜間と週末しか時間が取れない副業ならば、1回の相談が1時間程度で済む「スポットコンサル」が最適です。
これまで紹介した副業と併せて、ぜひ詳しく調べてみることをオススメします。
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