副業
あくまでも個人的な見解ですが、全年齢の副業について「本業を超える」ということは、人生そのものを変えてしまうと思っています。
実際に私自身がそうなのですが、副業(WEBデザイン)が本業(WEBライター)の収入を超えてから、経済的には相当恵まれている状態です。
労働時間などの問題はありますが、20代の筆者にとって年収600万円という収入は、人生を変えるには十分すぎる金額です。
副業を志すにあたって、多くの人は「いずれは副業で退職? 独立......?」というようなことが頭によぎるかもしれません。
ただし、その後すぐに「イヤ、そんなうまくいくはずない」と過ぎた妄想だとして処理することが大半です。
たしかに、副業で本業を超えるのは大変なことです。
「今までの2倍働け」という事とほとんど同義ですので、簡単なわけはないはずです。
しかし、それが達成できたのであれば、おそらく「人生は変わる」という事になると思います。
今回は、副業と本業を入れ替えるメリットやそのために必要なことを、本稿で解説いたします。
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副業と本業を入れ替えるメリットは、人によっては様々なケースが考えられます。
ただ、概ね以下のような点が挙げられるのではないでしょうか。
1. 会社から得られる給与に依存しなくて済む
2. 独立することも可能である
3. 収入が高いレベルで安定する
4. 凄まじい勢いで貯金ができる
まず、1と2について考えてみましょう。
1と2は要するに「もう会社で我慢して働く必要はない」、というレイヤーに位置しているという事です。
会社で働くことが辛いと仮定して、それでも働き続ける理由とはなんだろう?と考えます。
おそらく「会社から得られる給与がなくなると生活できないから」と思う方がほとんどだと思います。
私自身も会社員時代は、「この会社を辞めることになれば、”終わる”」とずっと思っていました。
「何が終わるのか」はいまいち定かではなかったのだが、少なくとも当時受け取っていた比較的高めの給与をもらえる人生は終わる状況です。
しかし、副業が本業の収入を超えるのであれば、いよいよ会社に依存する必要はなくなってきます。
イヤになったならいつ辞めてもよい、そんな状況です。
辞めたとしてもとりあえず副業の収入で生きていくことは可能です。
ハードルは高いですが独立することも不可能ではありません。
ただ、もちろん銀行から借入を受けて新規事業展開するとなれば、ハイリスクになることは否めません。
しかし、独立といってもその形態はさまざまです。
資本金ゼロ円でも独立できる副業はいくらでもあります(私自身のライティング・WEBデザイン同様に)。
要はもう会社からの庇護がなかったとしても、本業を超える副業があれば、とにかく生きてはいけるという事です。
会社を辞めたならば本業で使われていた時間が、今度は本業よりも収益性の高い副業(この段階では本業だが)に費やされますので、机上の空論だけで言えば会社を辞めたほうが収入は高くなります。
3と4については、要するに生活水準や資産状況を向上させる要素になります。
副業が本業を超えているなら、その職種・業界・キャリアにおいて、倍近い年収があると定義できるしれません。
一人で二人分稼いでいるが、使うお金は一人分なので、生活水準と資産状況は否応無しに高まりますし、よほどの浪費家でない限りは余裕のある暮らしを送ることができると思います。
そもそも副業が本業を超えている状態は、支出が低い傾向にあって、要するに可処分時間が副業、つまり「お金を産むこと」へつながっているという事になります。
本来、この可処分時間では激しい消費と浪費が行われているはずですが、副業に打ち込んでいるならむしろ収入を増やそうとしているので、「逆に、稼いでいるが使う機会はない」という状態へ入ります。
単純に収入が多いこと、収入を支出に変えないこと、これらによよって資産状況は見る見るうちに健全化していくのです。
ただし、副業と本業を入れ替えるというのは、冒頭でも述べたとおり並大抵のことではありません。
単純に二倍以上稼げというミッションが、簡単だという人はあまりいないと思います。
要は労働時間を二倍に増やすことで副業と本業が入れ替わるというのは、言葉で説明すると非現実的なことです。
では、具体的にどのようにすればよいのでしょうか?
1. 労働力を投じずとも収益が発生する商品を持つ
2. その分野において突出して希少な存在になる
3. 報酬額を高めて、副業に費やす労働力を低くする
という方法が考えられます。
1については誰しもが欲しがる商品だと思います。
自分が寝ていても、収益を発生させることができるのですから。
「眠っている間に小人たちが......」という謎のフレームワークがありますが、正しくそのことを指します。
一度商品を作ってしまえば、副業が本業を超えることにも現実味が増してくる。
2についても難易度は高いが、まったく違う人生を開く可能性すらあります。
ライターを例にして考えてみよう。
私の友人には、「薬機法ライター」と呼ばれる人間がいる。
彼は、「薬機法に抵触しない、サプリメントや医薬部外品などの宣伝文」を書くことができる人間です。
薬機法というのは非常に厄介な法律で、宣伝文で使える表現を著しく制限します。
私も原文を読んだことがあるが、「とりあえず薬機法は厳しい」ということ以外は何もわかりません。
「どんな表現は合法で、何が違法か」が、まるで見えてこないからです。
薬機法ライター以外がサプリメントの宣伝文を書こうものなら、あっという間に薬機法違反を犯す。
だからメーカーは、彼のように、
• 薬機法を熟知している
• それを踏まえたライティングができる
• なおかつ消費者に訴求できる文章術を知っている
という、貴重な薬機法ライターをアサインするしかない。
彼はメーカーから一つの宣伝ページを作るだけで、数十万円の報酬を得ている。
要するに「その分野において突出して希少な存在になる」なることで、副業は本業を超える可能性を持つようになります。
3については、正直に言えば地味です。
ただし、地味なことはだいたい「努力すればできる」ことなのであります。
長年にわたって副業を続けていれば、スキルは自ずと向上していきます。
先ほど紹介した薬機法ライターの彼だって、最初から素晴らしいライティングができていたわけではありません。
長きにわたって難しい薬機法と格闘していたから、スキルが身に付いたのです。
そしてスキルが向上すれば、相手方から好条件を引き出せるような交渉も可能となります。
そしてあるタイミングで、副業の収入が本業を超えるタイミングがやってくるのであります。
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