資産運用
資産運用のアドバイスを長年されている方から、どうして日本人は投資が長続きしないのだろう?という相談を受けました。
投資セミナーや勉強会に参加し、投資を始めたとしても、数年でやめてしまう方が多いそうです。
投資は、長期で運用することで金利や時間の効果でお金を増やしていきます。
数年では効果が少ないため、途中でやめてしまうのは残念なことです。
資産運用は長期、そして分散することが重要になってきます。
今回は投資の大原則である長期運用&分散投資についてお伝えしていきます。
【INDEX】 ■投資のリスクとは ■長期運用と分散投資の重要性 ■最後に |
投資には必ずリスクがあります。
ハイリスクハイリターンやローリスクローリターンなど聞いたことがあるかと思います。
高いリターンが望める商品ではリスクも高く、リターンが低いけれどもリスクも低い商品など、リスクとリターンは密接に関係しています。
リスクが高い=リターンの振れ幅が広いことを意味しています。
リターンがとても高いときもあれば、とても低くなるなど振れ幅が広い、つまり不確実性が高いことをリスクが高いと言います。
様々なリスクがありますが主なものは以下となります。
株式などは買ったときの価格と売るときの価格が変わる価格変動リスクのある代表的な商品です。
換金する際の価格が購入価格よりも上回る場合もあれば下回る場合もあります。
外国の通貨で運用されていう商品には為替のリスクがあります。
購入時より円高になると、円での手取り額が減り、為替差損となり、逆に円安になると、為替差益を得ることができます。
株式や債券において、投資した会社の経営状態の悪化や国の財政破綻などがあった場合、払い戻しの利子などが滞ったりできなくなる場合があります。
海外の商品に投資する場合、その国の信用リスクにも注意が必要です。
国ごとの信用リスクを評価する「カントリーリスク情報」があり、国内外の格付会社や調査会社などから発表されています。
このように、投資にはさまざまなリスクがあるのですが、ただ貯めているだけの預貯金ではお金は増えません。
できるだけリスクをコントロールしながら、安定して投資をして欲しいと思います。
それには、長期での運用や分散投資が重要になってきます。
[PR]上記の通り、投資には様々なリスクが存在。でも、そのリスクと付き合いながらお金に振り回されない生活を得る方法があったら知りたいと思いませんか?
投資の初心者から上級者まで、共通して言えることが投資のリスクをコントロールする必要があるということです。
リスクコントロールをするには「長期運用」と「分散投資」が重要になってきます。
短期運用は、まさに値動き1つ1つを確認し、タイミング良く商品の売買をする必要があります。
トレーダーのように金融市場の専門知識が必要とされ、素早く決断、行動しなくてはいけません。
海外の市場もふくめると24時間、金融市場は動いているため、常にチェックする必要があります。
仕事ではない限り、短期運用でずっと勝ち続けるのは大変な作業です。
仕事をし、家事などをしている私たちの生活において短期運用は難しいといえます。
その点、長期運用を目的とする商品では、値動きの振れ幅は狭いものが多く、常にチェックしていないといけないということはありません。
1年に1度、今年はどのくらい投資して、結果はどうなっているのか確認する程度です。
長期でコツコツ運用することで利息と時間の効果が出てきますし、リスクも低く安定した運用ができます。
また、一極集中で投資するのではなく分散投資することも重要です。
投資先の商品によってリスクは異なります。
それぞれのリスクを理解して、値動きの異なる商品に投資をしたり、通貨の異なる商品に投資をしたりすることで、リスクを分散することができます。
長期運用と分散投資を心がけることで、リスクはかなり軽減できますので参考にして下さい。
投資が長続きしない、失敗してしまった方の話しを伺うと以下のような意見がありました。
ー短期運用で大損してしまった
―投資金額が足りなくなってしまった
―値動きが気になって生活に支障がでた
せっかく投資を始めても、一度、嫌な思いをしてしまうと投資嫌いになってしまう方も少なくありません。
ですが、投資も学びの1つです。
最初からずっと上手くいく方ばかりではないのです。
子どもの頃、鉄棒で逆上がりの練習をしませんでしたか?
何度やってもできず、練習するうちに出来た!という経験があるのではないでしょうか。
一度、出来ると次からは簡単にできるようになります。
投資も同じ事が言えます。
一度、失敗してしまった方も、これから始める方も、長期運用と分散投資を心がけて行うことで、リスクコントロールしながら投資をして欲しいと思います。
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