ALL 資産運用 20代の資産形成｜おすすめの投資や注意点など

資産運用

2022.04.30

20代の資産形成｜おすすめの投資や注意点など

20代の方ですと「資産形成」がどういうものなのかも分からない方も多いでしょう。

今回は資産形成をする上での大切なポイントや注意点、おすすめの商品等を紹介していきたいと思います。

資産形成とは、自分の将来のために所得の一部を積み立てる事等により、ゼロから資産を作り上げる事を言います。
資産形成には、大きく二つの目的があり、特に老後などに何かあった時の備えを目的とした「貯蓄」と、お金を増やすことを目的とした「投資」があります。

また20代の内から資産形成を始めることで結果的に長期の運用が可能となり、老後の為により多くの貯蓄を作れる為、若いうちから資産形成を行うことがより安定した人生を過ごすことに繋がります。

資産形成に使えるお金は、家賃や光熱費、食費などの生活や日常生活に必要なお金や、急な病気や結婚などいざという時の為に蓄えておく非常用資金等を差し引いた金額になります。

自分がどれだけ資産形成お金を使えるかを理解しないまま、投資などで資産運用を行ってしまうと、いざ必要なタイミングで引き出す事が出来なかったり、万が一資産が減っている状態の時にお金が必要になれば、損失が出た状態で確定をしなければいけなったりと問題が発生する可能性があります。

病気や失業などに備えるための非常用の資金や、車の買い替え、子どもの進学費用など、近々使う予定があるお金は確保した上で余剰資金で資産形成を行うことが大切です。

まとまった大きなお金で資産運用を始めた方が、結果的に大きな成果を得る事が出来るかもしれません、しかし運用の為のまとまった資金を貯める前に、少ない額からでも積み立て投資を始めることも大切になります。早い内から積立投資を始めることで、投資の流れを実践的に学ぶことが大切です。

また、最初から大口の運用を始めてしまい、途中で継続できなくなった場合、長期投資のメリットを享受する事が出来ません。

小額から積立投資を始めれば損失が出た時にも小額で済むことが多く、それで得た経験を活かして、後に財産を築けることを考えれば、小額の損失であれば勉強代と割り切ることもできるでしょう。

投資信託とは、自分が個別で株式や債券を選ぶのではなく、集めた資金を専門家や金融会社が株式や債券などに投資、運用する商品です。

株式や債券等の集めた資金をどのように投資するかは投資信託ごとの運用方針に基づき専門家や金融会社が行ってくれる為、専門知識がなくても始められます。

最近は簡単な質問に答えれば、その回答に基づいて適切な投資スタイルやリスク水準を判断して運用方法や商品を提案してくれるロボアドバイザーも登場しました。

株式投資は企業に出資するということで、その会社が利益を株主に還元する配当金を受けとれたり、株主優待を受ける事ができます。また、株価が上昇した時に所持している株式を売却すると利益を得る事が出来ます。株主総会に参加することで経営にも参加できるのもメリットと言えるでしょう。

企業の業績や資産の状況等の専門知識が必要となってくる場合もあるので、経済の勉強や株式の情報収集を日々心がける事が大切です。

債券とは国や会社にお金を貸す事が出来る仕組みで、国や地方公共団体が発行する債券である国債、企業が資金調達するために発行する社債等の有価証券があります。
お金を貸している間は利息が受け取れ、期間が終了すると貸したお金が戻ってきます。

しかし、貸した相手である国や企業が破綻するとお金の大半が戻って来ない可能性もあります。そのため信用度を表す格付け制度を確認して、しっかりお金を返してくれる相手かどうかを判断することが大切となります。

金融商品には必ず価格の振れ幅があり、振れ幅が大きければそれに伴って損失が発生する可能性も上がります。そのリスクを抑える為に分散投資や長期投資など、リスクを軽減する手法もいくつか存在します。リスクを理解した上で、長期的な目的の為にも20代の時から将来の為にかしこく資産形成を始めてみましょう。

今回の記事では20代の資産運用で失敗しないために、おすすめの投資や注意点等を紹介させて頂きました。
将来の為に早いうちから資産形成をしたいけれど、ご自身の知識に不安を感じる方の為に、個別相談やセミナー等も開催していますので是非お気軽にご相談ください。