資産運用
今回は「株式投資におけるチャートの見方」を解説していきます。タイトルには簡単と書いていますが、あくまでチャートが見れると投資のポイントがわかりやすいという意味です。チャートだけですべて動くわけではないため、その点はご理解いただきたいと思います。
さて、株価のチャートを見るときの1つのポイントとして、上昇トレンドか下降トレンドかといった点を探ることができる点を説明します。上昇トレンドは、以前の高値を株価が上回り、安値も以前の安値よりも高くなってきた。こうした場合においては、中長期的に株価が上昇するトレンドに入ったと捉えられ、その後大きく上昇する可能性があります。
一方、現状の高値が以前の高値を下回ってきており、安値も以前の安値よりも下回ってきた。こうした動きは下降サインです。長い目で見ると株価は大きく下がる可能性があります。
上昇していた株価が下降トレンドへと変わるサインもあります。例えば、上昇中につけた安値が、以前の安値を割り込むといった場合には、下降トレンドへと変わるサインになる場合があります。また、下降トレンド中につけた高値が、以前の高値を超えてきた場合には、上昇トレンドへと流れが変わる可能性があります。
ローソク足についても簡単に説明しておきましょう。ローソク足とは、その日や週、月の株価の値動きを示したものです。白いローソク足と黒いローソク足がありますが、このうち白いローソク足が出た場合で、下にヒゲ(線)が出た場合などにはその後株価は上がりやすい強気線と捉えます。一方、黒いローソク足が出現し上にヒゲ(線)が出た場合などにはその後株価は下がる可能性のある弱気線と捉えます。
こうしたローソク足の見方、チャートの捉え方がわかると、上昇傾向か下降傾向か、短期でも中長期でも大まかな流れを捉えることが可能です。また、FXでも利用可能です。是非一冊でかまいませんので、流れをつかむためにもチャートなどの解説本を読んで理解することをおすすめします。
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