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「口座に残高があったはずなのに、いつの間にかなくなっている」
「気づけば給料日前はいつもカツカツ･･･」
きちんと働いてお給料をもらっているはずなのに、気づいたらほとんどなくなっている。そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
特に大きな買い物をした記憶はないのになぜかお金が貯まらない、そうした人にはとある共通した特徴があります。今回の記事ではお金に余裕がある人の特徴、およびお金に余裕がない人との違いについてまとめてみました。
お金に余裕がある人の特徴は主に以下3つです。
・お金を使う明確な基準を持っている
・自己投資にお金を惜しまない
・生活習慣が整っている
お金に余裕がある人ほど、お金を使う基準が明確です。ケチというわけではなく、お金を使うと決めたことに対しては躊躇なくお金を使い、お金をかけないと決めたことにはお金をかけません。
たとえば、子どもに対して使うお金は惜しまないけれど、通信費やサブスク代など工夫次第で削れる固定費についてはお金をかけないと決めている人もいるでしょう。この基準は年収の高い低いに関係なく、年収300万円の人でも1,000万円を超えている人であっても収入の範囲内で明確な基準を有しています。
一方で、お金が貯まらない人、常に金欠状態にある人はお金の管理がだらしない傾向にあります。その場の雰囲気に流されてお金を使ってしまう、なにかと衝動買いが多い、給与口座と貯蓄口座を分けていない。こんな人は要注意です。
お金を使う基準を明確にすることで、「今どのぐらいのお金を使えるのか」を把握できます。そのため、予算の範囲内であれば躊躇なくお金を使えるといえるでしょう。
お金に余裕がある人は投資にも積極的です。ここでいう「投資」とは、将来的な利益のために自分のお金を使うことを指します。
知識を得るための書籍代、勉強代はもちろんのこと、自分を成長させてくれるきっかけとなることであれば支出を惜しみません。また、自分の健康のためであれば多少高くとも検診費や、優れた運動グッズに投資するでしょう。
端から見れば、「そんなものに使うお金があるなら、貯金しておけばいいのに」と思うかもしれません。
しかし、自己投資にお金を使った人と使わなかった人とでは将来的に大きな差が開きます。
投資した物が実力として自分に返ってくれば、それは今以上の稼ぎを生み出すパワーともなり得るでしょう。無駄な投資でないとわかっているからこそ、その重みを知っているからこそ、お金に余裕がある人は投資にお金をかけるといえます。
お金に余裕がある人ほど、意味のない休日を過ごすことはありません。それこそ、前日に夜遅くまで飲んで二日酔いで動けなかったり、羽目を外して遊びすぎたりすることもないでしょう。
朝きちんといつも通りの時間に起きて、瞑想をしたり、読書をしたり、散歩をしたりと自分磨きに努めます。また、天気がよければ終日室内にとじこもっていることなく、アウトドアを楽しんだり、キャンプを満喫したりもするでしょう。
生活習慣の乱れは心身に悪影響を及ぼします。どこか疲れが取れなかったり、気分が鬱々したりと、気持ちよく1日を過ごすことが難しくなってしまうかもしれません。また、そうしたマイナスの流れが休み明けに持ち越されてしまう可能性もゼロではないでしょう。
お金に余裕がある人ほど、生活習慣を整えることに重きを置き、心身の安定に努めています。
お金に余裕がある人の特徴について把握したところで、お金がない人の特徴をご紹介します。
・衝動買いが多い
・お金の流れを把握していない
お金に余裕がある人が計画的にお金を使っているのに対し、お金がない人ほど衝動買いが多い傾向にあります。その場の雰囲気や一時の感情でお金を使ってしまうため、結果としてほとんど手元に残りません。「期間限定」「数量限定」といった類いの言葉につい釣られて物を買ってしまう人ほど注意が必要です。
衝動買いを減らすコツとして、買いたいと思ったそのときにいったん深呼吸をして冷静に考えてみる、翌日再考するといったことが挙げられます。また、買ったところで本当に使う物なのかどうか、具体的なイメージが浮かぶのかを考えるのもよいでしょう。
自分の給料日を把握していない人はほとんどいませんよね。では、水道光熱費や家賃、その他年払いの保険料や税金がいつ引き落とされるのかすぐに思い浮かぶでしょうか。
お金の流れを把握できていないことで支出が収入を上回ってしまい、結果として浪費に繋がってしまうケースは少なくありません。今月いくら入ってきて、いくら出ていくのか、自分の手元にはいくら残るのか、そうした事柄を把握することからまずはスタートしてみましょう。
昨今ではキャッシュレス決済が主流になりつつあり、ID決済やpaypayなど様々な決済手段を利用している人も多いかもしれません。とはいえ、キャッシュレスで買い物ができて手軽だからといって無計画にそれらを利用してはいませんか。
現金払いと違い、それらの決済手段は目に見えてお金が減らないことからつい際限なく利用してしまいがちです。また、同様の理由で後払いサービスもお金を使いすぎてしまう恐れが高いといえます。
後払いサービスとは商品購入時に決済代行会社が間に入り、支払いを立て替えてくれるサービスのことです。クレジットカードを持っていなくてもキャッシュレスで買い物ができることから、利用したことがあるかたもいるかもしれません。
キャッシュレス決済や後払いサービスが便利なのは確かですが、それらを無計画に利用するのは大変危険です。自分の収支状況を把握した上で、身の丈に合った使い方を心がけましょう。
今回はお金に余裕がある人と、余裕がない人の特徴についてお伝えしました。
お金に対する考え方や、生活習慣を改めることはもちろん、お金を効率よく貯めるためには資産形成に積極的に取り組むことが大切です。
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