資産運用
皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。
今回は、債券について解説していきます。債券には様々な種類があり、
投資の仕方次第では魅力的に映る面があります。どのような視点で確認すべきでしょうか。
債券は、いわば借用証書です。お金を貸して、その証明として債券を受け取ります。
お礼に利子が受け取れるほか、満期までの間に売買することで売買益を得ることも可能です。
個人で投資する場合、なかなか債券に投資する機会はないかもしれませんが、
身近な債券ですと個人向け国債があります。
最低保証金利が0.05%であり、昨今の低金利情勢では魅力的に映るかもしれません。
少しでも増やしたい、減らしたくはない、数年後しか利用予定がないといった理由があれば、
個人向け国債も悪くない選択肢だと思います。しかも国が元本保証していますしね。
また、利子を多く受け取りたいというニーズであれば、外国債(外債)に投資する手段もあります。
2019年3月現在は、日本の低金利により海外の金利が魅力的に映えます。
そのため、海外の金利を狙って投資していくのです。
ただし、外債の場合には、為替の影響も受けます。
金利が高くても為替で損する可能性もあります。その点を見極めていく必要があります。
債券のメリットは、株式と分散投資した場合に、ある程度リスクヘッジとして活用ができる点です。
つまり、分散投資する意味があるということ。
ただし、外債の場合円高に振れたり、場合によっては貸したお金が返ってこないというケースもあり得ます。
そのため、どこまでリスクをとれるのか、考えなければなりません。
為替の変動が嫌、という方は国内の社債に投資するという方法も考えてみましょう。
例えば、ソフトバンクグループが発行する社債は利率が高めで人気があります。
過去の事例でいえば年利1~2%と、返済さえ滞らなければ魅力に映ることでしょう。
こうした債券も分散投資の一環として投資するのはありだと思います。
ただし、すぐに完売なども予想されるため、いつ発行されそうかウオッチすることも重要です。
より詳しい投資の話が聞きたい方は、是非セミナーにお越しください。
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