資産運用
皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。
今回は、外貨預金について解説していきます。
外貨預金といっても、通貨は様々、金利も様々です。外貨預金を行う際のポイントとはなんでしょうか?
外貨預金は、外貨で預金を行うことです。
つまり、米ドルやユーロ、オーストラリアドルといった外貨を購入し預金します。
昨今では、日本円での預金ではほとんど利子がつかないケースが多く、むしろ預金を引き出す際の手数料の方が利子よりも高いこともしばしば。
これではまったく増やすことはできません。そこで、外貨預金が一つの選択肢として浮上します。
外貨預金は、銀行を始め多くの金融機関で取り扱われています。
ただし、取り扱われている通貨の種類は異なります。中にはマイナーな通貨への預金ができることもあります。
外貨預金では、利子のほか、為替差益を得ることが可能です。
仮に米ドルを1ドル=110円で購入し、その後1ドル=113円の際に売却すれば3円利益がでます。この利益が為替差益に該当します。
つまり、外貨を購入したときよりも円安になっていれば為替差益が出るのです。
現在では、日本円の預金金利よりも外貨預金の方が金利が高いため、金利面では魅力に映ります。
ただし、為替で円高になった場合には損失が発生しかねません。
また、外貨と 両替する際には為替手数料がかかるため、
その手数料が安いかどうか金融機関のホームページなどを利用して比較しながら購入を検討することをお勧めします。
そして、コツコツ購入していくこともお勧めします。円高になったときは外貨を多く購入できます。
最終的に買った値段よりも円安になっていれば為替差益も享受できます。
無難な通貨は米ドルです。米国経済が世界情勢を変えるほどの力を今ももっているといって過言ではなく、米ドルがもっともわかりやすい通貨だからです。
ただし、米ドル以外の通貨にも分散し、金利をコツコツ得ながら資産を増やす手段がよいと思います。
金利が高い通貨(例:南アフリカランドなど)は、為替の変動も大きくなる可能性があります。
為替変動が大きい方が利益も大きくなる可能性がありますが、ご自身のリスクの許容度に応じて通貨の選択はすべきといえます。
より詳しい投資の話が聞きたい方は、是非セミナーにお越しください。
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